散り敷いた楓さえ すすり泣く午後

夢やぶれ ひとり聴く祇王寺の雨

奥嵯峨は 時の外に佇み

ああ 草屋根にも 白く煙るアルペジオ・・・

 

〜 萌えいづるも 枯るるも同じ野辺の草

いづれか秋に 逢はで果つべき 〜

 

振り向けば 蒼く暮れかかる竹藪

ため息で ひとり観る祇王寺の雨

ともる灯に 明日を信じてみたい

ああ 吉野窓に 遠く虹のシルエット・・・

 

 

 

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